2006-04-17 漸近 diary 思想には向きと強さがあって、 立つ場所はそれぞれに異なっているので、 それらは決して重なることはない。 完全に同一の座標に立つことも、同一の視線を保つことも不可能なように。 触れえるのは「点」でのみ。 基本的には、 優しい誤解と優しくない誤解があるだけだと思ってます。 悲観でなく、諦観でなく、そういうものだと認識している。 自分の見ている月と、妹の見ている月はとても遠くにあって。 ただ時々、奇跡のような漸近が起こるだけだと。