『パプリカ』、観た。
極彩色の悪夢。
連鎖する現実。
侵食する虚構。
崩壊する境界。
もう遥か昔から、使い古されまくっているテーマ（原作は'91年）なのに、
なぜだか、新しい。
妙に肉感的で、ニナミカさんみたいな、熟れすぎた果実みたいな色彩の映像と、
やたら軽妙に、ジェットコースター的に駆け抜ける演出。
キメ方を間違えれば、果てしなくBad Tripしてしまいそうなのに、
そのきわどいバランスが、実にキモチいい。
おそらく依存性を持つ映画ｗ
Draggyです。
実は、今敏カントクは初見だったのですが、これは素直に拍手喝采でした。
ゴッドファーザーズと千年女優も観るとします♪
