首都圏外郭放水路にいってきた

週末に、首都圏外郭放水路の自由見学に行ってきました。



どーん。


ここは首都圏外郭(千葉と埼玉の県境あたり)の地下を流れる巨大トンネル。の、最後の排水口部分。
東京近郊の中小河川を氾濫から守ってくれている巨大地下施設です。


いわゆる『工場萌え』属性のひとにはすっかりお馴染みになった感のあるこの場所。
他にも『コンクリート萌え』とか『暗渠萌え』などある種の倒錯したひとびとを惹きつけてやまない魅惑の空間として有名でありますw


177m×78m×18mの水槽という深い深いフトコロに抱かれ、荘厳な地下空間に圧倒されつつ、夢中で撮影をしてきました。



写真の場所は江戸川へ流れ込む水流を調節する「調圧水槽」。
「水路」といっても洪水防止が目的のいわゆる空堀状態なので、人間が立ち入ることができます。



高さ18mのコンクリの柱がこれでもかと林立している。たまらん。



上の方の表示に、「通常運転水位」とあります。
ここから江戸川に流れ出す水量は毎秒200m^3。すごい。。



もう濡れている床すらかっこいい。



ハリソン君が駆けていきそうな通路。



そしてこの階段。
ああもうこれだけでご飯が食べられると思った。
「FFっぽい」は工場萌え定番の賛辞w



普段は人物や動物をやわらかく撮るのが好きですが、たまにこういうパキっとしたやつも楽しいですね。
三脚もって2時間ほどうろうろしていました。
長時間露光にハマりそう。。


実は同じ時間帯に友人が2人ほど撮影していたそうですが、2時間で1度も出会わなかったほど広い。
(というか撮影に必死で気付かないw)


この日はお祭りイベントなので何百人という人数がいて、
途中でバンド演奏や阿波踊り(何故?)なんかが始まったりもしてなかなか騒がしかったのですが、
通常の見学日は20人(!)ほどで行われるそうです。
それはぜひとも味わってみたい体験ですね。。


すでに2ヶ月ほど先まで満員ですが、平日の見学会はこちらから予約できます。


人が少ないときにまた行ってみたいなー。